20代の未経験転職は厳しい?正社員を目指すための仕事選び・選考対策・おすすめ職種
こんにちは!株式会社マーキュリーの広報担当です。
20代で未経験の仕事への転職を考えたとき「未経験からの転職は厳しいのかな」「正社員として働けるのかな」と不安に感じる方は多いと思います。20代は未経験から応募できる求人も比較的見つけやすく、これまでの経験や学ぶ姿勢を評価して採用されるケースもあります。
例えば、接客で身につけた相手の話を聞く力や、周囲と協力して仕事を進めた経験が、別の職種でも評価される場合があります。未経験という理由だけで、気になる仕事をあきらめる必要はありません。
今回は、20代の未経験転職で採用側が確認する点や、おすすめの職種、経験の伝え方を紹介します。働き方や収入面も含め、自分に合う応募先を考える材料にしていただければと思います。
目次
20代は未経験からでも転職できる?

転職市場において、若手とされる20代は未経験からでも転職がめざせる年齢です。将来性を見てもらいやすく、これまでの仕事で身につけた力を別の職種でも活かせる場合もあります。
20代は経験より将来性を見てもらいやすい
若手の育成を前提にした募集では、今までの知識・経験に加え、新しい仕事を覚える姿勢も評価の対象になります。
未経験の仕事に応募するなら、これまで教わったことをどう受け止め、次の仕事に活かしたかを振り返ってみてください。
例えば、上司から説明が分かりにくいと助言を受け、次からは結論を先に伝えるようにした経験もその一つです。
採用担当者には、「助言を聞き、実際に方法を変えた」という実践のフェーズまで話せると、入社後にどう学んでいく人なのかが伝わるでしょう。
社会人経験で身につけた力は異職種でも活かせる
職種が変わっても、今の仕事で身につけた力を使える場面はたくさんあります。
| これまでの経験 | 別の職種での活かし方 |
|---|---|
| 製造職:作業の順番や時間配分を考えた経験 | 事務職:複数の仕事を並行して進める |
| 販売職:お客様の使い方や困りごとを聞いた経験 | SE:利用者の要望を聞き、システムに必要な機能を考える |
| 事務職:書類の内容を確かめた経験 | 販売職:注文内容や契約書を確認する |
今ある経験やスキルをどこで活かせそうか、入社後に何を学ぶ必要があるかを考えると、応募先の仕事も具体的に思い描けるでしょう。
未経験者を採用する企業や職種は一定数ある
「未経験でも応募できる会社はあるのかな」と気になる方も多いと思います。ここで、企業の採用意向を見てみましょう。
マイナビの企業向け調査では、 2026年の20代採用について、未経験者の採用に積極的と答えた企業は62.1%でした。(※)ここでいう未経験者は、前職とは業界も職種も違う仕事に就こうとしている人のこと。
今とは違う仕事に興味があるなら、未経験だからとあきらめずどのような募集があるか探してみてくださいね。
(※)出典:株式会社マイナビ「中途採用状況調査2026年版」(2025年実績)
20代後半ではこれまでの経験の伝え方が重要になる
20代後半で数年働いてきた方なら、担当業務に加え、工夫してきたことを伝えましょう。
「販売の仕事をしていました」よりも「相手の反応を見て言葉を変えたり、一度実際に取り組んでもらってから説明を補ったりして、相手に合わせる工夫をしていました」と具体的にするのがおすすめ。
経験から応募先の仕事でも活かせそうな内容を選ぶと、何を話せばよいかも考えやすくなります。
【社員インタビュー】異業種から未経験の仕事に挑戦した社員のキャリア
マーキュリーには、アパレル販売や飲食業を経験したあと、携帯販売が初めての状態で入社した社員がいます。
入社を決めたのは、誰でも平等に評価されると聞き、その社風に魅力を感じたからだそうです。配属先の家電量販店では、半年で携帯販売の実績が全国トップになりました。
仕事で心がけていることについて、インタビューでは次のように話しています。
営業は「誰かに何かを伝え、人と商品をつなぐ仕事」だと思っているので、法人でも個人でも、相手の“得”を考えることは共通です。
営業の本質は「何を売るか」ではなく、「誰から買いたいと思ってもらえるか」だと気づかされました。
お客様にどう伝えるかを考えてきた経験は、扱う商品が変わっても活かせる財産です。初めての仕事とこれまでの経験が、どこでつながるかを考えるヒントになると思います。
20代の未経験転職が厳しいと言われる理由

20代で未経験でも応募できるなら、「そこまで難しくないのでは?」と思うかもしれません。しかし、実際には採用までの道のりが長く厳しいと感じることも多々あるでしょう。
どのようなところでつまずきやすいのか、応募する前に知っておきたいことをお伝えします。
経験者と比較されることがある
未経験歓迎の求人には、当然ながら経験者も応募します。「経験者も応募するなら、未経験では厳しいのでは…」と思うかもしれません。しかし、会社によって入社する人に期待することはそれぞれです。
営業職の場合では、すぐに一人で商談をしてほしいのか、先輩について少しずつ覚えてほしいのかで、採用基準は変わるでしょう。必ずしも経験者が優遇されるとは限らないため、未経験という理由だけで応募をあきらめるのはもったいないと思います。
志望理由に一貫性がないと評価されにくい
志望理由の一貫性は、面接という短い時間のなかで信頼関係を築くためにも押さえておきたいポイントです。
例えば「接客が嫌で辞めたい」と言いながら営業職に応募すると、採用担当者からは「人と関わる仕事なのに続けられるのかな」と不安視される要因になります。
この場合「短時間で多くのお客様へ対応する働き方より、一人のお客様の課題を継続して支援する仕事に携わりたいと考えるようになりました。」と伝える方法があります。
実際の仕事内容を確かめた上で、辞めたい理由だけでなく応募先でどう働きたいかまで話してみるとよいでしょう。
転職によって年収が下がる場合がある
未経験の職種へ転職する場合、これまでの経験やスキルが給与にそのまま反映されず、入社時の年収が現在より下がるケースもあります。
興味のある仕事でも、転職によって収入が下がる場合は、生活とのバランスを考えて慎重にならざるを得ないことがあります。特に、家賃や生活費など一定の支出がある場合は、仕事内容だけでなく収入面も転職先を選ぶうえで大きな条件になるでしょう。
そのため、転職先を選ぶ際は、現在の生活費に対して無理のない収入か、初年度の給与はいくらか、昇給の条件はどうなっているか、将来的にどのようなスキルを身につけられるかまで確認しておくと安心です。
未経験歓迎でも求められる経験や能力は企業によって異なる
未経験歓迎とあっても、経験や知識が何もいらないとは限りません。
求人によって、業界未経験を指すのか、職種未経験を指すのかなど、応募条件は異なります。
また、求人票には「必須条件」と「歓迎条件」が明記されていることも多いため、「必須」「歓迎」などの表記を確認し、応募に必要な条件と、あると望ましい条件を分けて読みましょう。
たとえば、実務経験は問われなくても、特定の資格や専門分野の学習経験が必須となっている場合があります。応募前に必須条件を満たしているかを確認したうえで、自分の経験や知識のうち、歓迎条件に当てはまるものも整理しておくと、応募時に伝えられる強みを考えやすくなります。
20代前半と後半では未経験転職で求められることが違う
同じ20代でも、前半と後半では企業が期待する内容に違いがあります。ここでは、前半・後半それぞれの採用で確認されやすい点を紹介します。
20代前半は意欲や適応力を見られやすい
20代前半の募集では育成を目的に採用されることが多く、入社後に適応できそうかを特に確認されます。
ただし、意気込みだけでは伝わりにくいのも事実。分からないことを質問したり、必要な知識を学んだりする日ごろの姿勢が評価につながります。
面接では、初めての業務で分からないことを先輩に質問し、教わった手順をメモして覚えたなど、実際の行動を伝えてみてください。
20代後半はこれまでの経験とのつながりが重視される
20代後半で社会人経験を積んできた方には、新しい仕事でもその経験を活かして、早く業務に慣れてほしいという期待があります。
専門知識はこれから学ぶとしても、周囲との連携や仕事の段取りなど、すでに身につけた力を使える場面はあります。
採用担当者も、これまでの経験から入社後にどこまで仕事を任せられそうかを考えるので、応募先の業務とのつながりが重視されるのです。
年齢にかかわらず仕事に活かせる経験を整理しておく
履歴書や職務経歴書を書く前に、まずはこれまでの仕事を書き出してみましょう。
アルバイトで新人にレジを教えたことや、仕事を覚えるために勉強したこともぜひ記載してください。経験は正社員だけに絞る必要はありません。
今までの業務で何を任され、どのような工夫をしたかをメモしておくと、応募先に伝えたい経験を自然に整理できますよ。
20代が未経験の仕事を選ぶときに確認したいこと

やってみたい仕事が見つかったら、次に気になるのは、未経験でも自分にできる仕事なのか、入社後にどのようなサポートを受けられるのかという点だと思います。仕事内容や研修など、応募前に見ておきたいことを確認していきましょう。
興味だけでなく実際の仕事内容まで確認する
「好きな業界だから楽しそう!」と思っても、実際に就業したらイメージと違ったということもあるかもしれません。そのようなイメージ違いを防ぐには、面接で「入社後はどのような仕事から始めますか」と聞くのがおすすめです。
扱う商品やお客様、一日の流れを知ると就業後のイメージがつきやすくなり、長期的に情熱を注げる仕事かどうかを見極めるヒントになるでしょう。
これまでの経験を活かせる部分があるか考える
未経験の業界や仕事であっても、培ってきた経験やスキルを活かせる場面はあると思います。
例えば、店頭でスマートフォンを販売する仕事で身につけた、順序立てて説明する力や、お客様の質問に簡潔に答える力は、新しい職場での問い合わせ対応に役立ちます。
気になる仕事があれば、今の仕事と似た作業がないかを比べてみるのも転職を成功させる秘けつです。
入社後に身につけられる経験やスキルを確認する
仕事を選ぶときは、入社後に得られるスキルや経験についてもぜひ確認してみてください。
ITエンジニアなら、プログラミングなど、ほかの会社でも使える専門スキルを学べるかが一つの目安になるでしょう。
実務で役立つスキルや経験が身につくと、将来のキャリアの幅を広げ、収入アップを目指す際の足掛かりにもなります。
給与や休日を含めて働き方全体を見る
給与や休日は、仕事への興味や身につくスキル以外にも確認しておきたいポイントです。求人票や面接でわかる条件をもとに、希望する暮らしが実現できそうか考えてみましょう。
将来的には、生活に必要なお金や仕事以外に使いたい時間が変わることもあります。今の希望とあわせて、数年後も無理なく働き続けられそうかという視点も持っておきたいですね。
【社員インタビュー】未経験からの挑戦で見つかった自分ならではの強み
マーキュリーでIT人材の育成を担当している社員は、もともと販売職として働いており、ITの知識がほとんどない状態からエンジニアを目指しました。
きっかけになったのは、社内でIT事業が立ち上がり、エンジニア教育を受ける機会ができたことです。大学時代からITに興味を持っていたため挑戦を決め、学習を始める前には営業担当へ相談しながら、必要な勉強を進めていきました。
学習が始まってからは、現役エンジニアに分からないことを質問しながら知識を身につけていきました。すぐに理解できないことも多く、本人も「ほぼつまずいていた」と振り返っていますが、学習を続け、約半年後には徐々に理解できるようになったそうです。その後、26歳でエンジニアとしてデビューしました。
さらに経験を重ねた後、現在の上司からIT人材の育成担当を打診され、自分が教わる立場から、エンジニアを目指す人の学習を支える立場へと仕事が変わりました。
現在の仕事では、自身が未経験からITを学んだ経験が活かされています。仕事をしながら学習を進め、分からないことにつまずきながらエンジニアを目指した経験があるため、これから学ぶ人がどこで難しさを感じるのかを自身の経験から理解できます。本人も、その経験を現在の育成業務に直接活かせることを「自分の強み」だと感じているそうです。
未経験から始めた経験は、知識やスキルを身につけるだけで終わるとは限りません。一から学んだからこそ分かることが、次の仕事で活かせる強みになる場合もあります。
「経験がないから難しそう」と迷っている方は、ITの知識がない状態から学び始め、その経験を現在の仕事に活かしている社員のインタビューもぜひ参考にしてみてください。
YouTube
【キャリア年表】完全未経験からどうやってIT人材育成担当に?やったことや道のりを解説してもらいましたhttps://youtu.be/MXQd_G86XmE
20代が未経験から検討しやすい職種例
20代の未経験転職におすすめの職種を7つ紹介します。どのような仕事に興味を持てそうか、今の経験も思い浮かべながら参考にしてみてください。
営業職
営業職は、お客様の希望や困りごとを聞き、合う商品やサービスを提案して契約につなげる仕事です。経験だけでなく人柄や学ぶ意欲を見る企業もあり、20代が未経験から挑戦できる仕事の一つといえます。
▼営業職がおすすめの方
- 人と話すのが好きな方
- 相手の話をじっくり聞ける方
- 提案内容を変えて工夫できる方
営業職について、仕事内容や向いている人の特徴を詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
営業職の仕事内容とは?種類・1日の流れ・向いている人までわかりやすく解説https://impress.mercury-group.co.jp/job/eigyoshoku/
販売・接客職
販売・接客職は、お客様と直接話しながら、商品選びや購入を支えます。商品知識や接客の基本を入社後に学べる求人もあり、20代で販売経験がなくても、人と接してきた経験を活かして挑戦できます。
▼販売・接客がおすすめの方
- 好きな商品のよさを伝えたい方
- 人の好みに合わせて提案するのが好きな方
- 人との関わりが好きな方
販売職や接客業について、仕事内容や向いている人の特徴を詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
販売職の仕事内容とは?向いている人・きついと感じる理由・キャリアパスまで解説https://impress.mercury-group.co.jp/job/hanbaishoku/
接客業の仕事内容とは?主な種類や魅力、向いている人の特徴を解説https://impress.mercury-group.co.jp/job/sekkyakugyo/
ITエンジニア
ITエンジニアは、システムやアプリの開発、サーバーやネットワークの構築・運用などを担う仕事です。未経験者育成を前提にした募集も多く、20代から技術を学び、専門スキルを身につけていく道があります。
▼ITエンジニアがおすすめの方
- 仕組みを知るのが好きな方
- うまく動かない原因を一つずつ調べることに面白さを感じる方
- 調べたことを自分で試すのが好きな方
カスタマーサポート
カスタマーサポートは、商品やサービスの問い合わせに電話やメールで答え、お客様の困りごとを解決する仕事です。研修で商品知識や対応方法を学べる企業では、20代の未経験者も、接客などで培った聞く力や説明する力を活かしてスタートできます。
▼カスタマーサポートがおすすめの方
- 落ち着いて聞き、順を追って説明できる方
- 柔軟性とストレス耐性を持ち合わせる方
事務職
事務職は、書類作成やデータ入力、電話対応などを通じて、社内の仕事が滞りなく進むよう支える仕事です。特別な資格を問わない求人もあり、20代の未経験転職では、PCの基本操作や正確に作業する力をアピールできます。
▼事務職がおすすめの方
- コツコツとした作業が得意な方
- 小さなミスに気付ける方
人材・採用関連職
人材・採用関連職は、応募者への連絡や採用手続き、入社後の研修などを通じて、企業の採用や社員の成長を支える仕事です。20代で未経験から目指す場合は、これまでの事務や接客の経験を活かせる採用アシスタントなども候補になります。
▼人材・採用関連職がおすすめの方
- 相手の話を丁寧に聞き、必要な情報を伝えられる方
- 日程調整や書類の確認をこまめに進められる方
Web・マーケティング関連職
Web・マーケティング関連職は、WebサイトやSNS、広告を使って商品やサービスを知ってもらい、購入につなげる仕事です。未経験者にも基礎知識が求められるため、20代から挑戦するなら、ブログやSNSを運用した経験もアピールに使えます。
▼Web・マーケティング関連職がおすすめの方
- 人が興味を持つ理由を考えるのが好きな方
- 数字を見て工夫するのが好きな方
自分に合う仕事を見つけるために整理したいこと

自分に合う仕事がわからないときは、転職理由や経験を振り返ったり、避けたい働き方、今後のビジョンを整理してみることをおすすめします。
転職したい理由を具体的にする
「辞めたい気持ちはあるけれど、何が変わればよいのかわからない。」そのようなときは、仕事内容や勤務時間、給与のどこに不満があるかを分けて考えるのがおすすめです。
例えば、「仕事は好きでも夜勤がつらい」場合は、職種を変えず日勤の求人を探してみましょう。
得意だったことや評価された経験を振り返る
得意なことは、何度も頼まれた仕事や人から褒められたささいな場面がヒントになります。
- 読みやすい引き継ぎメモを作った
- 請求書の間違いに気づいた
- トラブルに柔軟に対応できた
上記のような経験もアピールに使える得意なことです。気になる求人の仕事内容に得意な作業が含まれているかも、未経験での仕事選びの一つとして参考にしてみてください。
苦手な仕事や避けたい働き方を整理する
得意なことではなく、視点を変えて苦手な作業や避けたい働き方から考えてみるのもおすすめです。長時間の接客で疲れてしまう、細かい数字を確認するのが苦痛など、これまでの仕事で負担に感じたことを洗い出してみましょう。
苦手なことをもとに求人を絞ると、興味を持てる仕事を探しやすくなることもありますよ。
今後どのような働き方をしたいか考える
転職後、どのように働き、どのような生活を送りたいかを冷静に考えることも、仕事探しの前に整理したい項目の一つです。
「プライベート時間を充実させながら働きたい」「専門スキルを身につけてキャリアの幅を広げたい」といった具体的な将来像から、職種や勤務条件を絞る方法で自分に合う仕事を探してみてください。
未経験の仕事へ応募するときのアピール方法
未経験の仕事への応募は、経験者よりもハードルが高くなりがちです。しかし採用担当者が評価するのは、経験だけでなく20代が持つポテンシャルや意欲です。ここでは未経験の20代が転職するときに武器にできるアピール方法をお伝えします。
前職で身につけた力を応募先の仕事につなげる
未経験の仕事であっても、前職の経験やスキルを活かせる場面は意外にあるもの。求人の仕事と経験してきた仕事を比べて、共通点がないかを模索してみましょう。
例えば、次のような経験やスキルに共通点を見い出しやすいでしょう。
- 接客業:コミュニケーション能力
- 営業職:提案力
- 一般事務職:PCスキル
- 貿易事務:語学力や海外とのやり取り
採用担当者が就業後の姿をイメージしやすいよう、具体的に伝えることを意識してまとめるのがポイントです。
なぜその仕事に挑戦したいのかを具体的に伝える
採用担当者が「うちの会社でこんなことをしたいんだな」とすぐに理解できるよう、簡潔にかつ具体的に伝えましょう。
- 応募先企業でどのようなことをしたいのか
- その仕事に興味を持ったエピソード
ふわふわとした内容では「憧れ」とみなされ、印象が薄れてしまうことも。応募先企業の商品や仕事内容のどこに惹かれたのかも、自分の経験と結びつけて話せると、その会社で挑戦したい理由まで伝わります。
入社に向けて取り組んでいることを示す
入社前から始めている勉強があれば、学んだ内容やできるようになったことが大きなアピールポイントになります。
例えば、事務職ならMOS資格取得に向けて勉強中であることも十分なアピールポイントです。さらに取得をめざす理由や受験予定も伝えると意欲的な姿勢を伝えられます。
退職理由と転職理由に一貫性を持たせる
退職理由は転職の目的にもつながっており、ほとんどの企業で面接時に確認される内容です。この理由に一貫性を持たせると退職理由が前向きな内容に映ります。具体的な一例を挙げてみましょう。
AI関連の仕事に就こうと勉強をしている。しかし、今の会社にはAIを扱う業務がないため、実践する機会がない。
この理由なら「退職したい理由」と「次に挑戦したいこと」がつながり、説得力のある動機にもなります。
未経験歓迎の求人を選ぶときの注意点

「未経験歓迎!」と書かれた求人票には、いくつか気をつけて確認したいカ所があります。20代で未経験の仕事に挑戦する際に、求人票のどこに気をつけたいのか、一緒に見ていきましょう。
仕事内容や募集背景が具体的に書かれているか
「求人票を読んでも実際に何をするのかわからない」という求人は、仕事内容をもう少し詳しく把握したいもの。求人票に多くの業務が並んでいたり、「その他関連業務」と具体性のない内容が記載されていたりする場合は、就業後に大きなギャップを感じるかもしれません。
一方で仕事内容のよい面だけでなく、課題や大変な点にも触れている求人には誠実性が感じられ、ギャップも少なく前向きに取り組んでいけると思います。
研修や教育体制が整っているか
未経験の仕事に挑戦する場合は、入社後にどのような形で仕事を覚えていくのかを確認しておきましょう。企業によって、入社時の研修を用意している場合もあれば、OJTを中心に仕事を覚えていく場合もあります。
求人情報や採用ページで、次のような内容を確認してみてください。
- 入社後の研修期間や内容
- 資格支援制度の有無
- OJTの進め方
- 社内研修の内容や頻度
- 先輩や上司に相談できる機会
未経験者に対する教育体制が整っていないと、就業後も満足に仕事に取り組めなかったり、覚えることと業務をこなすことが重なって多忙になったりするかもしれません。事前に研修や教育体制を詳しく確認し、どのように学んでいけるかも含めて考えましょう。
給与や労働条件に不明確な点がないか
求人票の月給には、あらかじめ一定時間分の残業代が含まれていることもあります。給与額では、基本給と手当の内訳、昇給や賞与の条件まで確認しましょう。その給与で、どのくらい働くのかもチェックしたいポイントです。
また、実際の残業時間や休日、有給休暇の取得率といった労働条件も長く勤務する上では大切な条件になります。不明確に書いてある場合は注意が必要と考え、面接や問い合わせなどではっきりさせておくのがおすすめです。
未経験転職で年収が下がる場合はどう考える?
20代に限らず、未経験での転職には年収が下がることも多く、興味のある仕事を見つけても行動に移すことを躊躇う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし20代の場合は、目先の給与だけでなく今後を見据えた考え方を大切にしてほしいと思います。転職で変えたいことと、生活に必要なお金の両方を見ながら、受け入れられる条件を順番に見ていきましょう。
入社時の給与だけで判断しない
給与だけで転職先を決めるのではなく、休日、仕事内容、今後身につけられる経験など、転職によって変わる条件も並べて考えてみましょう。
たとえば、現在より給与が下がる場合でも、希望していた仕事に挑戦できたり、今後身につけたいスキルを学べたりするケースがあります。現在の給与と転職後の給与だけを比べるのではなく、転職によって何が変わるのかを具体的に書き出してみると、自分にとって受け入れられる条件か判断しやすくなります。
数年後の昇給や待遇を確認する
入社時の年収が下がっても、経験を積んで任される仕事が増えれば、昇給につながる可能性があります。ただ、何年か働けば自然に給与が上がるとは限りません。
面接では、どのような成果やスキルが昇給につながるのか、昇格すると給与がどのくらい変わるのかを聞いてみましょう。給与が上がる条件が分かれば、最初の減る年収を受け入れてでもその会社で経験を積みたいかどうかを判断する基準にもなります。
転職後の生活に必要な収入を把握しておく
未経験転職では現在より年収が下がる可能性もあるため、慎重に考える必要があります。まず家賃や食費、光熱費など、毎月いくら使っているかを振り返ってみてください。
基準となる金額は、税金などが引かれた後の手取りです。昇給や賞与がなくても当面の生活を続けられるか、転職前に必ず確かめておきましょう。
20代の未経験転職を進める流れ

20代の未経験転職は、これまでの経験を振り返るところから始まります。応募先を探し、選考を受け、入社を決めるまでに何をしておくとよいか、順番に解説します。
これまでの経験と転職理由を整理する
これまでの仕事を振り返るときは、担当した業務から何に興味を持ち、次は何をしたいと思ったのかまで考えてみましょう。辞めたい理由と、転職でかなえたいことをつなげる準備にもなります。
例えば、店舗のSNS投稿を任され、投稿を見たお客様が来店してくれた経験から、Webマーケティングの仕事に興味を持った、というきっかけを伝えられます。今の職場では取り組めないことまで書き出し、次の会社でどのような仕事をしたいのかも徐々に見えてくるでしょう。
興味のある業界・職種について調べる
転職のきっかけになるような、気になる業界や職種があればどんどん調べていきましょう。
- 具体的な仕事内容や一日の流れ
- 仕事で求められる知識・スキル・資格
- 未経験から応募できる求人の有無や応募条件
- 業界で扱う商品・サービスや、主なお客様
- 業界の動向や今後の見通し
企業の採用ページや社員インタビューも参考になります。どのような事業をしていて、社員が何を担当しているのかを読んでみると、仕事のイメージもつきやすくなりますよ。
応募する企業を比較する
応募したい企業がいくつか見つかったら、次の項目で比較してみましょう。
- 仕事内容・扱う商品やサービス
- 給与・手当
- 勤務地・通勤時間
- 勤務時間・休日
希望条件がすべて揃わないときは、今回の転職で何を変えたかったのかに戻って考えるとよいと思います。譲れない条件と、今までの経験を活かせる仕事かどうかを見ながら、応募先を絞ってみてください。
書類選考や面接に向けて準備する
応募先を決めたら、次はいよいよ選考に向けて準備をしていきます。まずは、履歴書と職務経歴書の用意です。これまでの経歴は簡潔に記載し、応募先の業務内容に関する経験や工夫を具体的に書くのがポイント。
面接の準備では、履歴書と職務経歴書に記載した内容を説明できるようにしておきます。転職理由や志望動機を一度声に出すと、長すぎる部分や伝わりにくい表現に気づけるので、何回か復唱してみましょう。
「採用担当者に好印象を与えられる履歴書の書き方を知りたい!」という方は次の記事もぜひチェックしてみてください。
内定後に仕事内容や条件を確認する
内定が出たら、労働条件通知書などの書面を受け取り、次の項目を確認しましょう。
- 契約期間と、期間がある場合の更新条件
- 勤務地・仕事内容と、将来変更される範囲
- 勤務時間・残業の有無・休憩・休日・休暇
- 給与の決め方・計算方法・支払日
- 退職や解雇に関する決まり
書面がなければ、採用担当者に交付をお願いしてください。記載がない項目や分からない点も質問し、条件に納得したうえで入社を決めましょう。
出典:労働条件の明示|厚生労働省
まとめ|20代の未経験転職はこれまでの経験を活かせる仕事を見つけることが大切
未経験の仕事を探していると、自分にできることがあるのかと不安を感じるときもあると思います。
そのようなときは、これまで任されてきた仕事を振り返ってみましょう。お客様の希望を聞いたり、周りと協力して仕事を進めたりした経験も、応募先で活かせる力の一つです。
気になる求人が見つかったら、その経験をどのような場面で使えそうか考えてみると、応募動機も話しやすくなります。あわせて、初めての業務をどう教わるのか、給与や休日が希望に合うかも確認しておきたいですね。
これまでできるようになったことと、これから挑戦したいこと。その両方を、仕事選びに活かしていきましょう。
マーキュリーでは、一つの仕事だけで可能性を決めるのではなく、さまざまな経験を重ねながら、自分の強みや次に挑戦したいことを見つけていく働き方を大切にしています。今の経験を活かしながら新しい一歩を踏み出したい方は、採用情報もぜひご覧ください。


