向いている仕事の見つけ方|特徴・診断から自分に合う仕事を探す方法
こんにちは!
株式会社マーキュリーの広報担当です。
「自分の得意なことは分かるけれど、それを活かせる仕事が分からない」
「自分に向いている仕事を知りたいけれど、どのように探せばよいのか迷っている」
このように、自分に合う仕事の見つけ方に悩む方もいるのではないでしょうか。
向いている仕事は、最初から一つに決まっているものではありません。自分の強みや周囲から評価されたことを振り返り、さまざまな仕事内容を知ったうえで、実際に経験しながら自分に合う仕事が少しずつ明確になっていきます。
向いている仕事を見つけるには、性格や興味だけで判断せず、これまで評価されたことや苦にならずにできたことなど、自分の特徴や経験と、実際の仕事内容を照らし合わせて考えてみましょう。
この記事では、マーキュリーの秋間社長や、社員の経験も交えながら、向いている仕事に共通する特徴や、自分に合う仕事の見つけ方、適職診断の活用方法などをわかりやすく紹介します。仕事選びに迷っている方は、自分の強みを活かせる仕事を考えるヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。
目次
向いている仕事とは?共通する3つの特徴

「向いている仕事」は、単に好きな仕事や興味のある仕事とは限りません。得意なことを活かしやすい、周囲から評価される、無理なく続けやすいなど、実際に働くなかで見えてくる特徴があります。まずは、3つの視点から考えてみましょう。
得意と感じる業務がある
向いている仕事の特徴の一つとして、ほかの作業よりも「短い時間で進められる」「比較的うまくできる」と感じやすいことがあります。
たとえば、
- 商品やサービスの特徴を分かりやすく伝えることが得意
- 数字やデータをミスなく正確に処理することが得意
- 相手の話を聞き、状況に合わせて提案することが得意
- 情報を整理して、資料や文章にまとめることが得意
など、得意なことは人によって異なります。
当たり前に行っていることでも、ほかの人にとっては難しいと感じることかもしれません。普段の仕事の中で自然にできていることに目を向け、自分の得意なことを探してみましょう。
周囲から評価されることが多い
自分では気づいていない得意なことを知るきっかけの一つが、上司や同僚、お客様など周囲から「分かりやすい」「助かった」など評価されることです。
たとえば、
- 説明が分かりやすいと言われる
- 細かい部分によく気づく
- 困っている人へのフォローを任される
- お客様から感謝の言葉をもらうことが多い
など、自分では当たり前に行っていることが、周囲から評価されている場合があります。
自分の感覚だけでは気づきにくい強みも、周囲からの反応を振り返ることで見つけられることがあります。これまでに褒められたことや、頼られることが多かった場面を振り返り、自分の得意なことを探してみましょう。
無理をしすぎなくても続けやすい
仕事内容や働き方が自分に合っていて、無理をしすぎず長く続けやすいことも、向いている仕事の特徴の一つです。
たとえば、人と関わることが好きな方は、お客様や周囲とコミュニケーションを取りながら進める仕事が合う場合があります。一方で、一人で集中して取り組むことが得意な方は、自分のペースで進められる仕事の方が力を発揮しやすいこともあります。
また、仕事の進め方についても、決められた手順に沿って進めることが合う方もいれば、自分で考えながら工夫できる環境を好む方もいるでしょう。
自分に合った働き方や環境であれば、無理を重ねず仕事を続けやすくなります。
マーキュリーには、就職活動で「人間関係が良い環境で働けること」と「人と関われる仕事であること」を軸に会社選びをしていた社員がいます。
面接で自然体で話せたことや、社員や会社の雰囲気から「ここなら、自分らしく働けそうだな」 と感じ、マーキュリーに入社を決めたそうです。
その後は営業部で経験を積み、現在は新入社員フォローや社内交流会の企画・運営など、社員を支える仕事に携わっています。
▼社員インタビュー全文
「今いる環境で成果を出す」営業からAS部へのキャリアチェンジを叶えるために意識したことhttps://note.com/mercury_group/n/na3289aa950b4
このように、仕事内容だけでなく、自分が大切にしたい働き方や周囲との関わり方が合っていることも、自分に合う仕事を見つけるうえで大切なポイントです。
向いている仕事がわからないのはなぜ?

自分に向いている仕事を考えても、どの仕事が合っているのか判断するのは簡単ではありません。
これまでの経験が少なかったり、自分の得意なことに気づいていなかったりすると、向いている仕事を見つけるまでに時間がかかることもあります。
ここでは、向いている仕事がわからない主な理由を4つに分けて解説します。
経験した仕事や業務がまだ少ない
1つめの理由は、経験した仕事や業務がまだ少ないことです。
実際に仕事を経験する中で、「人への説明は意外と苦にならない」「細かい確認作業は集中して続けられる」など、やってみて初めて気づく得意・不得意があります。反対に、興味を持っていた仕事でも、実際の業務内容は自分に合わないと感じることもあるでしょう。
自分では得意なことに気づきにくい
2つめの理由は、自分の得意分野を「これくらい誰にでもできる」と考えてしまうことです。
たとえば、「初対面の人とも自然に会話を続けられる」「資料の小さなミスによく気づく」といった、自分では特別だと感じていないことも、仕事で活かせる力です。
自分で判断しにくいときは、過去に褒められたことや、周囲からよく頼まれていたことを思い出してみましょう。繰り返し評価されている行動のなかに、見落としていた強みが隠れているかもしれません。
苦手なことばかり気にしてしまう
3つめの理由は、苦手なことばかりに目が向いてしまうことです。
たとえば、人前で話すのが苦手だと感じていても、一対一なら相手の話をじっくり聞けるかもしれません。できなかったことばかりを振り返ると、そうした自分のよさに気づきにくくなります。
苦手だった場面だけでなく、落ち着いて取り組めた作業や、達成感を得られた経験にも目を向けてみましょう。
仕事の種類や仕事内容を十分に知らない
最後の理由は、世の中にどのような仕事があるのか、具体的に何をするのかを十分に知らないことです。
たとえば、「人に説明するのが得意」と気づいても、営業や販売・接客だけではありません。 カスタマーサポートや採用など、その力を活かせる仕事は複数あります。
自分の得意なことが分かっていても、それをどのような仕事で活かせるのかを知らなければ、仕事選びにつなげるのは難しいでしょう。
そのため、職種名だけで判断せず、実際の仕事内容まで知ることが大切です。
仕事選びに迷っている方は、「やりたい仕事がわからない20代へ。適職の見つけ方と仕事選びで大切なこと」も参考にしてみてください。
自分の特徴から向いている仕事を考えてみよう
「どんなことが得意か」「どんな場面なら力を発揮しやすいか」が見えてきたら、それを実際の職種に当てはめてみましょう。
ただし、一つの特徴だけで向いている職種が決まるわけではないため、一例としてご参考ください。
| 特徴 | 特徴を活かせる仕事の例 |
|---|---|
| 人と話すことが好き | 営業、販売・接客、カスタマーサポート、採用など |
| 細かい作業を正確に進められる | 一般事務、経理、品質管理、データ入力など |
| 人を支えることが得意 | 人事、カスタマーサポート、教育・研修、介護・福祉など |
| 考えて改善することが好き | 企画、マーケティング、業務改善、商品開発など |
| 変化のある環境を楽しめる | 営業、企画、イベント運営など |
では、ここに挙げた特徴ごとに、向いている仕事の例を一つずつ見ていきましょう。
人と話すことが好きな人
営業、販売・接客、カスタマーサポート、採用などの仕事では、相手の話を聞き、状況に合わせて対応する力が求められます。
初対面の人とも会話を続けられる、相手の希望を聞いて整理できる、分かりやすく説明できる人は、人とのやり取りが多い仕事で力を発揮しやすいでしょう。
営業では顧客のニーズを聞いて提案し、販売・接客やカスタマーサポートでは質問や要望に合わせた対応を行います。採用でも、応募者との面接など相手と直接関わる場面があります。
「話すことが好き」だけでなく、相手の話を聞く、分かりやすく伝える、状況に合わせて対応するといった行動も、自分の特徴として振り返ってみましょう。
細かい作業を正確に進められる人
一般事務、経理、品質管理、データ入力などの仕事では、情報を正しく扱い、決められた手順に沿って丁寧に進める力が活かされます。
数字や文字の違いに気づける、確認作業を丁寧に続けられる、手順に沿って作業を進められる人は、正確さが求められる仕事で力を発揮しやすいでしょう。
一般事務では書類やデータの確認、経理では入出金や帳簿の管理、データ入力では入力内容のチェックなど、正確な処理が求められます。
「細かい作業が好き」と感じなくても、「確認を丁寧に続けられる」「ミスを見つけることが多い」といった特徴があれば、このような仕事が向いている可能性があります。
人を支えることが得意な人
人事、カスタマーサポート、教育・研修、介護・福祉などの仕事では、相手の状況を理解し、必要な対応を考える力が求められます。
困っている人に気づいて声をかけられる、相手の話を聞いて必要な情報を整理できる、周囲が動きやすいように準備できる人は、人を支える仕事で力を発揮しやすいでしょう。
人を支えることが得意とは、単に世話好きということではありません。相手の状況に合わせて、自分にできることを考えながら行動できることも、仕事で活かせる特徴の一つです。
考えて改善することが好きな人
企画、マーケティング、業務改善、商品開発などの仕事では、課題を見つけ、より良い方法を考える力が求められます。
「もっとわかりやすくできないか」「別の方法ならうまくいくのでは」と考えることが多い人は、改善や企画に関わる仕事で力を発揮しやすいでしょう。
企画やマーケティングでは市場や利用者のニーズをもとに商品・サービスの方向性を考え、業務改善では日々の作業や仕組みを見直します。商品開発では、新しい商品やサービスのアイデアを形にしていきます。
目の前の作業をやりやすくするのが得意な人もいれば、新しい仕組みを一から考えるほうが向いている人もいます。どちらが自分に近いかを考えたうえで、興味のある職種を見てみましょう。
変化のある環境を楽しめる人
営業ではお客様ごとの要望、企画では案件ごとのテーマ、イベント運営では当日の状況に合わせて、対応を変えていく仕事です。
毎日同じ作業を繰り返すより、新しい人と関わったり、その場の状況に合わせて動いたりするほうが楽しめる人は、このような仕事が向いている可能性があります。
ただし、ひとくちに変化といっても、会う相手が変わるのか、扱う内容が変わるのか、その日の段取りが変わるのかは職種によって異なります。
どの変化なら楽しめそうかを考えたうえで、興味のある職種を見てみてください。
【実践】向いている仕事の見つけ方6ステップ

では、実際に6ステップに沿って、向いている仕事を探してみましょう。ここでは「向いている仕事」を、単に得意な仕事ではなく、「自分の特徴や強みを活かしやすく、無理なく経験を重ねていきやすい仕事」と考えます。
STEP1|これまで評価されたことを振り返る
まずは、仕事やアルバイトなどで周囲から評価されたことを思い出してみましょう。
- 説明がわかりやすいと言われた
- データ入力が正確だと言われた
- 困ったときに真っ先に相談される
など
思いつかない場合は、よく任されていた業務や、周囲から頼られることが多かった場面を振り返ってみてください。「なぜ自分に任せてもらえたのか」と考えると、自分では気づいていなかった得意なことを見つけやすくなります。
STEP2|苦にならずにできたことを書き出す
次に、「特別な労力をかけずに、比較的スムーズにできたこと」に目を向けてみましょう。
- 長時間人と話してもあまり疲れない
- 数字のチェックを続けても苦にならない
- 複数の予定を整理するのが自然にできる
など
集中して取り組めたことの中に、自分の得意なことが見つかるかもしれません。
STEP3|苦手な業務や避けたい働き方を確認する
得意なことだけでなく、苦手な業務や負担を感じやすい働き方も考えてみましょう。
- 大勢の前で話す業務は負担が大きい
- 急な予定変更が続くと疲れやすい
- 一日中一人で作業するより人と関わりたい
など
苦手なことを書き出すと、その裏側に自分に合う条件が見えてきます。急な予定変更が苦手なら、計画を立てて進められる環境のほうが力を発揮できるかもしれません。
STEP4|自分の特徴が活かせる仕事内容を探す
ここまで整理した特徴を、実際の仕事内容と結び付けてみましょう。
- 相手の話を聞いて要望を整理するのが得意なら営業やカスタマーサポート
- 細かいミスによく気づくのが得意なら事務や経理
など、前項の「自分の特徴から向いている仕事を考えてみよう」を参考に、職種を絞ってみてください。
STEP5|気になる仕事について詳しく調べる
候補になる仕事が見つかったら、実際の仕事内容をさらに詳しく調べてみましょう。
同じ職種名でも、会社によって担当する業務や求められる役割は異なることがあります。求人情報だけで判断せず、企業の採用サイトや社員インタビューなども見ながら、日々どのような仕事をするのか確認してみましょう。
仕事内容を具体的に知るほど、働いている自分の姿もイメージしやすくなるでしょう。
STEP6|小さく経験して確かめる
調べるだけでは、自分に向いているか判断しにくい仕事もあります。そのような場合は、できる範囲で実際に経験して確かめてみましょう。
- 今の職場で未経験の業務を担当してみる
- 社内の別部署の仕事について話を聞く
- アルバイトやインターンシップなどで実際の業務を経験してみる
など
実際に取り組むことで、「思ったより得意だった」「興味はあったけれど毎日続けるのは負担だった」と気づくこともあります。
こうした経験を重ねながら、自分に合う仕事の条件を少しずつ具体的にしていきましょう。
向いている仕事がわからないときは診断を試してみよう

自分だけで考えても向いている仕事がわからないときは、適職診断や自己診断ツールを使う方法があります。興味や能力、仕事で大切にしたいことなど、異なる視点から自分の特徴を整理してみましょう。
職業興味検査で興味のある分野を知る
どのような仕事に興味を持ちやすいのかわからない場合は、「職業興味検査」を試してみましょう。
厚生労働省の「job tag」では、仕事に対する興味の傾向を「現実的」「研究的」「芸術的」「社会的」「企業的」「慣習的」の6つの領域から確認できます。
たとえば、人と接したり誰かを支えたりする活動に関心があるのか、企画や組織運営に興味があるのかなど、自分の傾向を整理する手がかりになります。
検査結果から、自分の興味の特徴と近い職業も確認できます。これまで知らなかった仕事を見つけ、選択肢を広げるきっかけとして活用してみてください。
職業興味検査:厚生労働省「job tag」https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Search/Top
職業適性テストで得意な能力を知る
興味だけでなく、自分がどのような能力を発揮しやすいのかを知りたい場合は、「職業適性テスト」も参考にしてみましょう。「job tag」の職業適性テスト(Gテスト)では、問題を素早く正確に解く力を調べ、S・V・Nの3種類の検査結果をグラフや表で確認できます。さらに詳しく確認したい場合は、追加の検査を受けることも可能です。
自分では「数字を扱うことが得意」「文章を理解することが得意」といった能力を言葉にするのが難しい場合もあります。検査を通じて自分の能力の特徴を客観的に把握し、仕事選びの際の参考にしてみましょう。
職業適性テスト:厚生労働省「job tag」https://shigoto.mhlw.go.jp/User/GTest/Introduction/Part1
仕事価値観検査で仕事に求めることを知る
「働くうえで何を大切にしたいか」を知るためには、「job tag」の仕事価値観検査を受けてみましょう。自己成長、人間関係、私生活との両立、安定性、収入など、仕事に求める条件について回答することで、自分の価値観の特徴を確認できます。
自分が何を優先したいのかがわかれば、求人を見るときにも「自分に合う職場か」を判断しやすくなります。
仕事価値観検査:厚生労働省「job tag」https://shigoto.mhlw.go.jp/User/ExplainMyself/Step2
性格診断で考え方や行動の特徴を知る
自分がどのような考え方をしやすいのか、人との関わり方や行動の特徴を知りたい場合は、「16Personalities性格診断テスト」なども参考になります。
物事の捉え方や判断の傾向、人との関わり方など、自分の性格的な特徴を知ることで、自分に合う仕事の進め方や職場環境を考える際に活用できます。
ただし、性格診断は回答時の状況や気分によって結果が変わることもあります。一度の結果だけで判断せず、普段の行動や自分の感覚と照らし合わせながら活用してみましょう。
16Personalities性格診断テスト:https://www.16personalities.com/ja
診断結果だけで向いている仕事を決めない
診断結果は、自分に向いている仕事を考える際の参考情報として活用しましょう。結果だけを見て「向いている・向いていない」と判断する必要はありません。
たとえば、job tagの診断結果には学歴や就業経験、資格などが反映されない場合があり、職業適性テストでも受検時の体調や集中度によって結果が変わることがあります。
診断で表示された職種だけでなく、「なぜその仕事が候補になったのか」を確認し、自分の経験や実際の仕事内容と照らし合わせながら活用してみましょう。
自分では気づきにくい強みは第三者の視点も取り入れる

周囲の人やキャリア相談などの、第三者の視点も取り入れてみましょう。自分では気づかなかった特徴を知るきっかけになります。
周囲から見た自分の得意なことを聞いてみる
自分の強みがよくわからないときは、上司や同僚、家族、友人などに話を聞いてみるのもよいでしょう。
「自分は何が得意だと思う?」と漠然と聞くだけでなく、「どんな仕事をしているときに頼りになると感じる?」「自分に任せやすいことはある?」など、具体的に質問してみましょう。
たとえば、自分では普通にしていた説明を「わかりやすい」と評価されていたり、周囲の状況を見ながらフォローする力を認められていたりすることがあります。
複数の人から出た意見を並べてみると、自分がどのような場面で評価されているのかを具体的に整理できます。
自分自身の経験や感じ方と照らし合わせながら、参考になる部分を取り入れてみてください。
マーキュリーでは「キャリア相談室」で強みや経験を振り返れる
企業によっては、社員が自身の強みやキャリアについて考えるための支援制度を用意している場合があります。
その一例が、マーキュリー独自の「キャリア相談室」です。社員のキャリアアップを目的とした制度で、上司や先輩ではない第三者の相談員と一緒に、自分の強み・弱みを掘り下げたり、これまでの経験やスキルを「棚卸し」できたりします。相談員が一方的にキャリアプランを決めるのではなく、本人が望む働き方を一緒に考えながら、今後の可能性を探していく制度です。
就職先や現在の勤務先にこうした制度がある場合は、自分の経験を振り返る機会として、こうした制度を活用することも一つの方法です。
向いている仕事を選ぶときの注意点
自分の特徴や得意なことが見えてきたら、次はその仕事を実際に続けられそうかを考えていきます。仕事との相性は、担当する業務の中身や働く会社によっても変わります。次の3点を確認しておきましょう。
得意なことを活かせる仕事にも、苦手な業務は含まれる
どの職種も、複数の業務によって成り立っています。得意なことを活かせる職種でも、その中に苦手な業務が含まれることは珍しくありません。
たとえば営業の場合、顧客と話す時間のほかに、次のような業務があります。
- 提案内容や見積の作成
- 売上や進捗の数字の管理
- 目標から逆算した行動計画づくり
- 契約後の手続きや社内への共有
会話が得意でも、数字の管理や計画づくりに負担を感じることはあるでしょう。反対に、苦手な業務が含まれていても、それが月に数回なら続けられる場合もあります。
見るポイントは、得意な業務が仕事の中心にあるかどうか、そして苦手な業務がどのくらいの頻度で発生するかという2点。すべての業務が得意な仕事を探すのではなく、自分が力を発揮できる業務が全体のどのくらいを占めるのかという見方をしてみてください。
向いている仕事でも、職場が合わないことはある
仕事内容が自分に合っていても、働く会社が合わなければ続けにくくなります。職種と会社は別の軸として考えましょう。
同じ職種でも、会社によって次のような点が異なります。
- 任される業務の範囲と、裁量の大きさ
- 評価のされ方(売上などの数字か、行動や姿勢も含めるか)
- 新しい業務を教わる仕組みがあるか
- チームで動くのか、一人で担当を持つのか
たとえば、相手の要望を丁寧に聞き取ることが得意な人が、短期間で件数を伸ばすことだけを評価する職場に入った場合、得意なことが成果として認められにくくなります。仕事内容は合っていても、力を発揮しづらい状況です。
向いている仕事を選べば長く続けられるとは限りません。職種を絞ったあとは、その仕事をどのような環境で担当するのかまで見ておきましょう。
今の仕事が自分に向いていないと感じている方は、「仕事が向いてないと判断する基準とは?20代が辞めたいと思ったときにやること」もあわせてご覧ください。
今の仕事が苦手だから向いていないとは限らない
今の仕事でうまくいかないことがあっても、その職種が自分に合っていないとは言い切れません。経験不足や一部の業務、職場環境が影響している場合もあります。「今の仕事が向いていない」と感じている方は、次の3つに分けて考えてみましょう。
①業務の一部:接客は得意でも、混雑時に複数のお客様へ同時に対応することだけが負担、など
②経験の量:まだ手順を覚えている段階で、作業に時間がかかっている
③職種そのもの:どの職場でも、どの担当でも同じ苦手さが出る
業務内容や経験不足が原因であれば、担当や進め方を変えたり、一定期間取り組んだりすることで改善する場合があります。職種そのものが合っていないかは、それらを確認したうえで判断しましょう。
何が苦手なのかを具体的に分けてから、今の仕事を続けるかどうかを考えてみてください。
向いている仕事の見つけ方に関するよくある質問
向いている仕事とやりたい仕事は違いますか?
必ずしも同じではありません。 やりたい仕事は「興味があるか」、向いている仕事は「その仕事で自分の得意なことを活かせるか」という視点から考えます。
向いている仕事が一つもわからない場合はどうすればいいですか?
まずは、周囲から評価されたことや苦にならずにできたことを振り返ってみましょう。そこから自分の特徴を整理し、活かせそうな仕事内容を探すと候補を見つけやすくなります。
適職診断の結果はどこまで信用すればいいですか?
診断結果は、向いている仕事を考えるための参考情報の一つとして活用しましょう。結果だけで職種を決めず、自分の経験や実際の仕事内容と照らし合わせることが大切です。
向いている仕事なら長く続けられますか?
向いている仕事でも、必ず長く続けられるとは限りません。職場の評価の仕組みや仕事の任され方によって、得意なことを活かせるかどうかが変わります。
今の仕事が向いていないと感じたら転職すべきですか?
すぐに転職を決める必要はありません。苦手だと感じる対象が業務の一部なのか、経験の量なのか、職種そのものなのかを分けてから判断しましょう。
まとめ|向いている仕事は自分の特徴と仕事内容から見つけよう
「向いている仕事」は、最初からどこかに一つだけ存在する「正解」ではありません。自分の得意なことや大切にしたいことを知り、仕事内容や働き方を知ったうえで、実際に経験する。その中で「これならできる」「もっとやってみたい」と思える仕事に出会うこともあります。
私たちマーキュリーが大切にしているのも、一人ひとりの個性や可能性を最初から決めつけないことです。未経験から仕事を始める人も含め、さまざまな経験や挑戦の機会をつくり、成功体験を積み重ねながら、それぞれが自分の道を切り開いていける環境を目指しています。
その考え方は、マーキュリーが掲げる「社会と人をつなぎ『すべての人』の可能性を広げる」というミッションにもつながっています。仕事を紹介して終わりではなく、人と仕事、人と人をつなぐことで新しい経験が生まれ、その経験が次の挑戦につながる。そうした循環を通じて、一人ひとりの可能性を広げ、社会に新しい価値を生み出していきたいと考えています。
だから、今「自分に向いている仕事が分からない」と感じている方も、可能性を一つに絞る必要はありません。
まずは自分の特徴を知り、さまざまな仕事を知り、興味を持ったことに挑戦してみてください。その経験の中で得た「できた!」や「やってみたい」という気持ちが、次の仕事や新しい役割につながることでしょう。
マーキュリーでどのような人や仕事と出会い、どんな挑戦ができるのか、ご興味を持っていただけた方は、ぜひ採用情報もご覧ください。


