やりたい仕事がわからない20代へ|仕事選びの5ステップで適職を見つける方法
こんにちは。株式会社マーキュリーの広報担当です。
やりたい仕事がわからず、どの仕事を選べばよいのか迷っていませんか。
そんなときは、「やりたいこと」だけを考え続けるより、これまで苦にならなかったことや周囲から評価されたこと、避けたい働き方を振り返ってみるのがおすすめです。そこから気になる仕事をいくつか挙げ、実際の仕事内容を調べたり試したりしながら候補を絞っていきましょう。
20代は、まだ経験していない仕事も多く、自分に何が向いているのか判断できないことも珍しくありません。
この記事では、マーキュリーの秋間社長や、採用・人材育成に携わる私の経験も交えながら、やりたい仕事がわからない原因や適職の見つけ方、仕事を選ぶときの考え方までわかりやすく解説します。今後の仕事選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
「やりたい仕事がわからない」と悩むのは当たり前?

結論からいえば、20代でやりたい仕事が決まっていないことは珍しくありません。
これまで経験した仕事や業務が限られていると、どのような仕事に興味を持てるのか、自分でもまだわからないことがあります。
また、給与や安定性、勤務地などの条件を優先して仕事を選んできた場合、働き始めてから「自分は何をしたいのだろう」と考えることもあるでしょう。やりたいことがすぐに見つからなくても、これまでの経験や仕事で感じたことを振り返ることで、自分が興味を持てる分野や仕事に求めるものが少しずつ見えてくることがあります。
20代の4割以上が「やりたいこと・適性がわからない」と感じている
エン転職が実施した「転職活動の不安」に関する調査では、20代の43%が「やりたいこと・自分の適性がわからない」と回答しています。20代の4割以上が、今後やりたいことや自分に向いている仕事について迷っている状況です。
20代は、社会人として経験した職種や業務がまだ限られている人も多く、実際に経験していない仕事も少なくありません。そのため、自分に何が向いているのかをすぐに判断できないのも自然なことといえるでしょう。
これまでの経験から「得意だったこと」「負担に感じたこと」「続けやすかった働き方」などを振り返ると、自分が仕事選びで何を重視したいのかも見つけやすくなります。
出典:エン転職「第129回 転職活動の不安について(2026年版)」
調査期間:2026年1月6日~2月1日
経験が少ないうちは向き・不向きを判断しにくい
自分に合う仕事かどうかは、仕事内容を見ただけでは判断しにくく、実際に取り組んで初めて得意・不得意に気づくこともあります。
たとえば、「自分には向いていなさそう」と思っていた業務でも、やってみると意外と得意だったり、反対に興味を持って始めた仕事でも、求められる役割や働き方が自分には合わないと感じたりすることもあるでしょう。
20代は、これまでに経験した職種や業務が限られている人も多いため、自分の向き・不向きを判断できるだけの経験がまだ十分でないことがあります。
だからこそ、今までの仕事やアルバイトを振り返り、「取り組みやすかった業務」「苦手だった業務」「周囲から評価されたこと」などを確認してみましょう。自分がどのような仕事を得意とし、どのような業務に負担を感じやすいのかが見えてきます。
すべての希望を満たす仕事を探すと迷いやすい
「給料が高い」「残業が少ない」「人間関係が良い」「仕事内容にも興味を持てる」など、仕事に多くの条件を求めるのは自然なことです。
ただし、すべてを満たす仕事を探そうとすると、少しでも合わない条件があるだけで候補から外してしまい、応募先を決めにくくなることがあります。どの仕事にも良い面と負担に感じる面があるため、すべてを満たすことを前提にすると選択肢が狭まりやすくなります。
コツは、絶対に譲れない条件と、できれば満たしたい条件を分けること。
たとえば、収入、勤務時間、仕事内容、勤務地など、自分が特に重視したい項目に優先順位をつけると、どの仕事が自分の希望に合っているのか判断しやすくなります。
条件や周囲の評価を優先してきた人も多い
就職先を決める際、仕事内容だけでなく、給与や安定性、会社の知名度、家族の意見などを重視した人もいるでしょう。
こうした条件は生活や将来にも関わるため、重視すること自体に問題はありません。ただ、自分がどのような仕事をしたいのかをあまり考えずに就職先を決めた場合、働き始めてから「この仕事を続けたいのかわからない」と感じることがあります。
そのようなときは、給与や会社の知名度だけでなく、「どんな業務なら続けやすいか」「どんな環境なら働きやすいか」「仕事で何を重視したいか」も整理してみましょう。自分の希望を改めて考えることで、次の仕事を選ぶ際に何を優先したいのかが明確になります。
やりたい仕事がわからない根本的な原因
やりたい仕事がわからなくなる主な原因は、次の3つです。
- これまでの経験から、自分の好みや得意なことを整理できていない
- 自分にとって当たり前にできることを強みだと気づいていない
- 仕事内容・収入・働き方など、仕事に求めるものが混ざっている
やりたい仕事を考えても答えが出ない場合、自分にやりたいことがないのではなく、これまでの経験や得意なこと、仕事に求める条件を十分に分けて考えられていない可能性があります。
何となく仕事を探し続けても、自分に合う仕事を判断する基準が決まっていなければ、求人を見るたびに迷いやすくなります。まずは、やりたい仕事がわからなくなる主な原因を確認していきましょう。
自分の経験を整理できていない
やりたい仕事がわからない原因の一つに、これまでの経験から自分の傾向をうまく見つけられていないことがあります。
仕事やアルバイトを振り返ると、楽しいと感じた業務や負担だった業務、人から評価されたことなどがあるはずです。こうした経験には、自分がどのような仕事を好むのか、何を得意・不得意としているのかが表れます。
こうした経験を振り返らないままだと、自分がどのような仕事に興味を持ちやすいのか、何を得意としているのかがわからないままになりがちです。これまでの経験を整理して共通点を見つけると、自分が興味を持ちやすい仕事や、得意な業務がわかってきます。
得意なことを自分では強みだと気づきにくい
自分の得意なことは、本人にとって簡単にできることほど気づきにくいものです。特別な努力をしなくてもできるため、誰にでもできることだと思い、強みとして考えていない場合があります。
たとえば、人にわかりやすく説明できる、細かいミスによく気づく、予定を立てて順番に進めるのが得意なども、仕事では十分に活かせる能力です。周囲から褒められたことや、よく頼まれる業務を振り返ると、自分では意識していなかった得意分野が見つかることもあるでしょう。
自分の強みを知ることで、仕事内容を見る際にも、自分の得意なことを活かせるかという視点で判断できるようになります。
仕事に求めるものが混ざっている
やりたい仕事について考えると、仕事内容だけでなく収入や勤務時間、勤務地などさまざまな希望が出てきます。さらに、将来どのような働き方をしたいかまで考えると、何を優先すべきか迷うこともあるでしょう。
たとえば、収入を増やしたいという希望と興味のある仕事をしたいという希望では、仕事に求めている内容が異なります。また、残業を減らしたい、在宅勤務をしたいといった希望は仕事内容ではなく働き方に関する条件です。
これらをすべて同じ基準で考えると、仕事を選ぶときに何を優先すればよいのか判断しづらくなります。仕事内容、働き方、収入、身につけたいスキルに分けて考え、自分が特に重視したいものを決めてみてください。
やりたい仕事がわからないまま転職するとどうなる?

やりたい仕事がわからないまま転職を進めると、次のようなことが起こる場合があります。
- 志望動機や自己PRを具体的に伝えにくくなる
- 応募する会社を決めきれず、転職活動が長引く
- 条件を優先して選び、入社後にミスマッチを感じる
- ミスマッチが続くと、早期離職を考える可能性がある
やりたい仕事が決まっていなくても、転職活動を始めることはできます。ただし、転職する理由や次の仕事に求めることが曖昧なままだと、応募先を決めきれなかったり、入社後に仕事が合わないと感じたりすることもあるでしょう。
転職後に後悔しないためにも、まずは今の仕事で何に不満を感じているのか、次の職場では何を変えたいのかを考えておきたいところです。ここからは、やりたい仕事がわからないまま転職を進めた場合に起こりやすいことを紹介します。
志望動機や自己PRに説得力が出にくい
やりたい仕事がはっきりしていないと、応募先を選んだ理由や、自分の経験をその会社でどう活かしたいのかを具体的に伝えにくくなります。
たとえば、志望動機が給与や知名度といった条件だけに偏ると、なぜその会社で働きたいのかが伝わりにくいでしょう。自己PRでも、自分の強みと応募する仕事とのつながりを説明できなければ、採用担当者に入社後の活躍をイメージしてもらいにくくなります。その結果、経験やスキルが応募条件を満たしていても、志望度や仕事との相性が十分に伝わらず、選考で評価されにくくなる可能性があります。
応募する前に、その会社を選んだ理由と、自分の経験をどの業務で活かせるのかまで考えておけば、志望動機や自己PRでも応募理由と自分の強みを筋道立てて説明できます。
転職活動が長引くことがある
やりたい仕事が決まっていないと、求人を見ても応募するべきか判断できず、会社選びに時間がかかる場合があります。応募して選考が進んでも、本当にこの会社へ転職したいのか決めきれず、辞退して再び求人を探すこともあるでしょう。こうした状態が続くと、転職活動が長引く可能性があります。
転職を始める前に、興味のある仕事内容や希望する働き方をある程度決めておくと、応募先を選ぶ基準が明確になります。
条件だけで選ぶとミスマッチが起きやすい
求人票では、給与や勤務地、年間休日、福利厚生などの条件は比較しやすい一方で、実際の仕事内容や職場の雰囲気までは十分にわからないことがあります。
条件面に魅力を感じて入社しても、担当する業務が想像と違っていたり、求められる働き方が自分に合わなかったりすると、仕事への不満やストレスを感じやすくなります。自分の得意なことを活かせない職場であれば、思うように成果を出せず、仕事に自信を持てなくなることもあるでしょう。
こうしたミスマッチが続けば、転職したばかりでも再び退職を考える原因になりかねません。求人を見る際は条件面だけでなく、具体的な業務内容や働き方まで確認し、自分が実際に働く姿を想像したうえで応募先を選ぶことが必要です。
早期離職につながるリスクがある
自分に合う仕事内容や働き方がわからないまま転職すると、入社後に思っていた仕事と違ったと感じることがあります。 たとえば、仕事内容に興味を持てなかったり、得意ではない業務が多かったりすると、仕事への不満や負担を感じやすくなります。その状態が続けば、この職場で長く働くのは難しいと感じ、早い段階で退職を考える可能性もあるでしょう。
早期離職を避けるためにも、転職する前に今の仕事で何に不満を感じているのか、次の仕事ではどのような仕事内容や働き方を希望するのかを整理しておくと入社後のミスマッチを防ぎやすくなります。
【実践編】やりたい仕事・適職の見つけ方5ステップ

やりたい仕事を見つけるときは、次の順番で考えてみましょう。
- STEP1:過去の経験を振り返る
- STEP2:やりたくないことを整理する
- STEP3:得意なことや苦にならないことを見つける
- STEP4:周囲に自分の強みを聞いてみる
- STEP5:「やりたい・できる・求められる」で仕事を絞る
やりたい仕事を見つけるには、求人を探す前に自分の経験や得意なことを振り返る必要があります。いきなり一つの仕事に決めようとせず、これまでの経験や苦手なことを順番に確認していきましょう。ここでは、自分に合う仕事を考えるための5つのステップを紹介します。
STEP1|過去の経験を振り返る
まずは、これまでの仕事やアルバイトで印象に残っている経験を振り返ります。社会人経験が少ない場合は、学生時代の経験を含めても構いません。楽しいと感じた業務や夢中になれたことだけでなく、反対に負担を感じたことも書き出してみましょう。
仕事内容に加えて、一人で進める方が集中できた、周囲と協力する方が楽しかったなど働き方についても振り返ります。複数の経験を比べることで、自分が興味を持ちやすい仕事や得意なことの共通点が見えてきます。
STEP2|やりたくないことを整理する
やりたいことが思いつかない場合は、まず「やりたくないこと」から考えてみてはいかがでしょうか。
人と話し続ける仕事は避けたい、休日が不規則な働き方は合わないなど、これまでの経験から苦手だった仕事内容や環境を書き出してみましょう。やりたくないことがわかると、自分に合わない仕事を候補から外せます。そのうえで反対の条件を考えると、どのような仕事内容や働き方を希望しているのかも見えてきます。
STEP3|得意なことや苦にならないことを見つける
適職を考えるときは、好きなことだけでなく得意なことにも目を向けてみましょう。たとえば、人に説明することが得意だったり、数字を扱う作業でミスが少なかったりするなど、自分では特に意識せずできていることが仕事では強みになる場合があります。
周囲からよく頼まれることや、これまで任されることが多かった業務はありませんか?
自分では当たり前にできていることでも、周囲から繰り返し評価されているのであれば、自分の強みである可能性があります。
STEP4|周囲に自分の強みを聞いてみる
自分の強みを自分だけで判断するのが難しいときは、上司や同僚などに意見を聞いてみましょう。普段の仕事ぶりを見ている人だからこそ、自分では気づいていない長所を教えてもらえることがあります。聞くときは、何が得意だと思うかだけでなく、どんな場面で頼りになると感じるか、どのような業務が向いていると思うかまで質問してみてください。自分では意識していなかった得意なことがわかる場合があります。
また、複数の人から同じような評価を受けていることがあれば、自分の強みとして仕事選びに活かせるでしょう。
STEP5|「やりたい・できる・求められる」で仕事を絞る
キャリアを考えるときに使われるWill・Can・Mustという整理方法があります。

- Will: やりたいこと
- Can:得意なこと・できること
- Must: 仕事で求められること
たとえば、人と関わる仕事がしたいというWillがあり、説明することが得意というCanがある場合は、営業や接客などが候補になります。
そこに、その仕事で必要な経験やスキルといったMustを加えると、興味があるだけでなく、自分の強みを活かせる仕事かどうかまで見極められます。3つを照らし合わせながら考えることで、候補にする仕事を絞っていけるでしょう。
また、Willがまだ明確でなくても問題ありません。まずは「できること」と「仕事で求められること」が重なる仕事を候補にし、実際に調べたり経験したりする中で、「やってみたい」に変わることもあります。
適職を見極める3つのポイント
やりたい仕事がはっきり決まっていなくても、自分に合いそうな仕事を少しずつ絞ることはできます。次の3つの視点から考えてみましょう。
毎日の業務を無理なく続けられそうか
興味のある仕事でも、毎日の業務が自分に合っていなければ続けるのが負担になることがあります。
たとえば、人と関わる仕事に興味があっても、一日中電話をかけ続ける業務は合わないと感じるかもしれません。反対に、一人で集中して作業することが苦にならない人なら、数字やデータを扱う仕事が向いている場合もあります。
職種名だけで判断せず、実際にどのような業務を繰り返すのかまで見てみましょう。その仕事を毎日続ける自分を想像できるかが一つの基準になります。
働き方が自分の希望と合っているか
仕事内容に興味があっても、勤務時間や休日の取り方が自分の希望と合わなければ、働き続けるうちに負担を感じることがあります。残業が少ない方がよいのか、土日に休みたいのか、在宅勤務を希望するのかなど、働き方に求める条件は人によって異なります。チームで進める仕事が合う人もいれば、一人で集中できる環境を好む人もいるでしょう。
すべての希望を満たす必要はありませんが、譲れない条件は決めておくことをおすすめします。
将来につながる経験やスキルを得られるか
今の時点でやりたい仕事を一つに決められないなら、その仕事を続けることで何を身につけられるかにも目を向けてみましょう。たとえば、営業職では顧客への提案や交渉の経験を積めますし、マーケティング職であれば、企画やデータ分析などのスキルを身につけられる場合があります。
仕事を選ぶ際は、入社後に何を経験できるのか、その経験を別の会社や職種でも活かせるのかまで見てみてください。今後やりたい仕事が見つかったときに使える経験やスキルを身につけておけば、次の仕事にも挑戦しやすくなります。
適職を見つけるには実際に行動して確かめる
自己分析だけで、やりたい仕事や自分に合う仕事を一つに決めるのは難しいことがあります。気になる仕事が見つかったら、仕事内容をより具体的に知るための行動も取り入れてみましょう。
興味のある仕事について実際に働く社員から話を聞けば、一日の仕事の流れや大変な部分まで知ることができます。講座などで仕事内容に近い作業を体験すれば、自分がその作業に興味を持てるか、続けられそうかも確かめられるでしょう。
実際の仕事に近い情報や体験を得ることで、求人情報だけではわからない部分まで知ることができます。そのうえで、自分に合いそうな仕事かどうかを考えてみてください。
やりたい仕事を見つけるために20代からできる3つの行動
やりたい仕事を探すために、20代のうちから取り組める3つの行動を紹介します。
在職中に情報収集を進める
転職を考えている場合でも、やりたい仕事が決まっていない段階で先に退職する必要はありません。在職中であれば今の収入を得ながら転職活動を進められるため、焦って次の会社を決めずに済みます。
まずは気になる業界や職種について、仕事内容や必要なスキル、働き方などを調べてみましょう。求人情報だけでなく、企業の採用サイトや社員インタビューを見ると、実際に働く人の仕事内容や考え方も知ることができます。
さまざまな仕事について知ることで、興味を持てる仕事と自分には合わないと感じる仕事の違いもわかってきます。転職を急がず、まずは情報を集めることから始めてみてください。
公的な職業情報サイトを活用する
どのような仕事があるのかわからない場合は、公的な職業情報サイトを使って調べる方法もあります。
厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」では、仕事内容や必要な知識・スキルなどを職業ごとに調べられます。職業興味検査や仕事価値観検査などの自己診断ツールも用意されているため、自分が知らなかった仕事を探す際にも活用できるでしょう。これまで名前を知らなかった職業でも、実際の仕事内容を読むと興味を持つことがあります。思いつく職種だけに絞らず、まずはどのような仕事があるのか調べてみてはいかがでしょうか。
キャリア相談や第三者の意見を取り入れる
自分だけで考えても答えが出ないときは、家族や友人、上司や同僚などに意見を聞いてみるのも一つの方法です。
自分では普通だと思っていた行動が周囲から高く評価されていたり、向いていそうな仕事を別の視点から提案してもらえたりすることがあります。また、誰かに話すことで、自分が仕事に何を求めているのかを言葉にしやすくなる場合もあるでしょう。
マーキュリーに新卒で入社した社員の中にも、就職活動の途中で自分の進みたい方向がわからなくなった経験を持つ人がいます。
「自分がやりたいことは何なのか、自分が目指すところが何なのか、考えれば考えるほどわからなくなった時期がありました。」
当初は保険業界を中心に見ていましたが、就活エージェントからのアドバイスをきっかけに業界を限定せず考えるようになり、自分にとっては「成長できる環境」が大切だと気づいたそうです。その後、さまざまな人の価値観に触れられることや、複数の事業を展開している点に魅力を感じ、マーキュリーへの入社を決めています。
また、マーキュリーには社員のキャリアアップを支援する「キャリア相談室」があります。上司や先輩とは別の相談員と、自分の強みや経験、スキルを振り返りながら、今後目指したい方向や必要なスキルについて相談できる制度です。
一人で考え続けて答えが出ないときは、自分とは違う視点から意見をもらうことで、仕事に求めていることが明確になる場合があります。
社員インタビュー:
《新入社員インタビュー》視野を広げて取り組んだ就活、「成長できる環境」を目指して
https://impress.mercury-group.co.jp/staff/company-41/
周囲の意見をそのまま受け入れる必要はありません。参考になる部分だけを取り入れながら、自分が納得できる仕事を考えてみてください。
やりたい仕事がわからないときの注意点
やりたい仕事を探すときは、考え方によってかえって選びにくくなることがあります。特に次の3点には注意しておきましょう。
一生続ける仕事を今すぐ決めようとしない
やりたい仕事がわからないときに、「次こそ一生続けられる仕事を選ばなければ」と考えすぎると、仕事を決められなくなることがあります。少しでも希望と違う部分があるだけで候補から外してしまい、応募できる仕事が限られてしまうためです。
20代は、これから経験する仕事によって興味のある分野や得意なことが変わることもあります。そのため、今の時点で将来の仕事まで決めるのではなく、まずは次に経験してみたい仕事内容や身につけたいスキルから考えてみましょう。
数年後に考えが変わった場合は、その時点で改めて仕事を選ぶこともできます。今は一生続けられるかではなく、次にどのような経験をしたいかを基準に考えてみてください。
条件だけで仕事を選ばない
給与や休日、勤務地などは仕事を選ぶうえで重要ですが、条件だけで決めると入社後に不満を感じることがあります。たとえば、年収が上がっても仕事内容が合わなければ、仕事を続けることが負担になるかもしれません。残業が少なくても、職場の雰囲気や仕事の進め方が合わないケースもあります。
条件を見るときは、なぜその条件を重視しているのかまで考えてみましょう。給与や休日だけでなく、仕事内容や働き方まで含めて判断することで、自分が納得できる仕事を選べます。
向いている仕事が自然に見つかると思い込まない
求人を眺めているだけで、自分に合う仕事が自然に見つかるとは限りません。実際の仕事内容を知らなければ、向いているかどうかも判断できないためです。
興味がなかった仕事でも、詳しく調べることでやってみたいと思うことがあります。反対に、憧れていた仕事でも実際の業務を知ると、自分には合わないと感じることもあるでしょう。
気になる仕事があれば、仕事内容を調べたり働いている人の話を聞いたりしてみてください。自分から情報を集めていくことで、興味を持てる仕事と避けたい仕事が見えてきます。
やりたい仕事は、働きながら見つかることもある
ここまで紹介してきた方法を試しても、今すぐ「これがやりたい」と決められない人もいると思います。
でも、仕事は実際に経験して初めて面白さに気づくこともあります。
マーキュリー社長・秋間の場合
秋間社長も最初から営業や採用を目指していたわけではありません。目の前の仕事に取り組み、経験を重ねる中で面白さや得意なことに気づき、それが「やりたい仕事」へ変わっていきました。
20代前半の頃については、次のように話しています。
「22から26歳のとき、営業をやりたいなんて1mmも持ってなかったですからね。」
採用についても、最初から仕事にしたいと考えていたわけではなく、実際に携わる中で興味が深まっていったそうです。最初にやりたい仕事を決めていたのではなく、経験したことで仕事への興味が変わっていったことがわかります。
また、別のインタビューでは、経験のない仕事への向き合い方について次のように語っています。
「『やりたい仕事』と『やりたくない仕事』があったら、私はあえて『やりたくない方』を選んだ方がいいよとアドバイスしています。」
これは、嫌な仕事を無理に続けた方がよいという意味ではありません。 最初から興味がない、自分にはできそうにないという理由だけで候補から外さず、まず一度経験してみることも大切だということです。 実際に取り組むことで、それまで気づかなかった得意なことがわかったり、新しいスキルが身についたり、仕事の面白さを感じることがあります。
秋間社長自身も、マーキュリーへの入社後に新卒社員1,000人の採用や劇場づくりなど、それまで経験のなかった仕事を担当してきました。こうした仕事に取り組んだことで、できることが増え、仕事に対する考え方も変わっていったそうです。
仕事は、経験する前のイメージと実際に取り組んだときの印象が同じとは限りません。やりたい仕事が決まっていないときは、興味がないという理由だけですぐに候補から外さず、まず仕事内容を知り、機会があれば実際に経験してみることも考えてみてはいかがでしょうか。
まとめ|やりたい仕事は自己理解と行動を重ねながら見つけていくもの
やりたい仕事は、最初から職種名として明確に決まっているとは限りません。これまでの経験から「苦にならなかったこと」「得意だったこと」「避けたい働き方」を整理し、気になる仕事を調べたり経験したりする中で、少しずつ方向性が見えてくることもあります。
まずは「一生続ける仕事」を決めるのではなく、「次にどんな経験をしてみたいか」から考えてみてください。
マーキュリーでも、入社時から今の仕事を目指していたわけではない社員がいます。社員インタビューでは、入社後に経験した仕事や人との出会いをきっかけに、その後の仕事が変わった社員も紹介しています。
「自分に合う仕事を見つけたい」「まずはどんな仕事があるのか知りたい」と思った方は、ぜひマーキュリーの募集情報を見てみてください。仕事内容や働き方について気になることがあれば、選考の中でも気軽にご質問ください。


