《28卒向け》インターンのグループワークで評価されるには?人事が見ているポイントと役割別の立ち回りを解説
こんにちは!株式会社マーキュリーの広報担当です。
いよいよ夏インターンシップの本番が近づいてきましたね。
「書類選考や面接は通過したけれど、グループワーク(GW)って何をすればいいの?」
「周りが優秀そうに見えて緊張する…」
「リーダーにならないと評価されないの?」
そんな不安を感じている就活生も多いのではないでしょうか。
グループワークは、多くの企業がインターンシップの選考やプログラムとして取り入れている重要なステップです。
しかし、評価されるために必要なのは、目立つことや強い発言をすることだけではありません。
大切なのは、チームの成果を最大化するために、自分の強みを活かして貢献することです。
正しい進め方や評価のポイントさえ押さえておけば、決して恐れる必要はありません!
この記事では、インターンのグループワークの基本的な流れや、人事が見ている評価ポイント、役割別の立ち回り、避けたいNG行動までわかりやすく解説します。
自信を持って夏インターン本番に挑んでみてくださいね!
■ こんな人におすすめ
- 初めてインターンのグループワークに参加する人
- グループワークで何をすれば評価されるのか知りたい人
- リーダー以外の役割でも活躍する方法を知りたい人
- グループワークのNG行動を避けたい人
- 限られた時間で議論をまとめるコツを知りたい人
目次
グループワークとは?
グループワークとは、複数人の学生がチームになり、与えられたテーマや課題に対して話し合い、結論や成果物をまとめる選考・研修形式のことです。
インターンシップでは、次のようなテーマが出されることがあります。
- 新しいサービスを企画してください
- 若者向けの集客施策を考えてください
- 売上を伸ばすための改善案を提案してください
- ある課題に対する解決策をチームで考えてください
企業がグループワークを行う理由は、学生の知識量だけでなく、チームの中でどのように考え、行動し、周囲と協力するかを見たいからです。
つまり、グループワークは「誰が一番目立つか」を競う場ではありません。
チームで成果を出すために、自分がどう貢献できるかを見られる場です。
グループワークの基本の流れ6STEP

グループワークで慌てないために、まずは全体の流れを頭に入れておくことが大切です。
一般的なグループワークは、以下の6つのステップで進行します。
このタイムマネジメントができるだけでも、チーム全体の動きがスムーズになりますよ。
■STEP1:自己紹介と役割分担(目安:全体の5〜10%の時間)
まずは、チームのメンバーと簡単な自己紹介をします。
名前や大学名に加えて、「今日はよろしくお願いします」と一言添えるだけでも、場の雰囲気がやわらかくなります。
その後、必要に応じて役割を決めます。
代表的な役割は次の通りです。
- ファシリテーター
- タイムキーパー
- 書記
- 発表者
- アイデア出し・フォロワー
役割は、必ずしもすべて決める必要はありません。
ただし、誰が時間を見るのか、誰が意見を整理するのかを決めておくと、議論が進めやすくなります。
■STEP2:テーマの定義・前提条件の確認(目安:全体の5〜10%の時間)
次に、与えられたテーマについて、チーム内で認識をそろえます。
たとえば、「若者向けサービスを考える」というテーマであれば、
- 若者とは何歳くらいを想定するのか
- サービスの目的は何か
- 成功の基準は何か
- 予算や期間に制限はあるのか
といった前提を確認します。
ここを曖昧にしたまま進めると、後半で議論がずれてしまうことがあります。
最初に前提をそろえることが、グループワーク成功の第一歩です。
■STEP3:個人ワーク・アイデア出し(目安:全体の20%の時間)
いきなり全員で話し始めるのではなく、まずは数分間、それぞれで考える時間を取るのがおすすめです。
各自がアイデアをメモに書き出してから共有すると、一部の人の意見だけに引っ張られにくくなります。
また、発言が苦手な人も、自分の考えを整理してから話しやすくなります。
■STEP4:議論・意見の集約(目安:全体の40%の時間)
出されたアイデアをもとに、チームで議論を進めます。
このとき大切なのは、ただ意見を出し合うだけでなく、比較しながら結論に近づけていくことです。
たとえば、
- 実現可能性は高いか
- ターゲットに合っているか
- 課題解決につながるか
- 他の案と組み合わせられないか
- 発表で説明しやすいか
といった観点で整理すると、議論が深まりやすくなります。
■STEP5:発表資料の作成(目安:全体の10〜15%の時間)
結論が決まったら、発表に向けて内容を整理します。
スライドや模造紙、口頭発表など形式は企業によって異なりますが、伝えるべき内容は共通しています。
- テーマ・前提
- 課題
- 提案内容
- 提案理由
- 期待できる効果
発表資料は、見た目のきれいさよりも、結論と理由がわかりやすいことが重要です。
■STEP6:発表と振り返り(目安:全体の5〜10%の時間)
最後に、チームの結論を発表します。
発表時間は1〜3分程度のことも多いため、結論から簡潔に伝えることを意識しましょう。
発表後に選考官や社員からフィードバックがある場合は、素直に受け止める姿勢も大切です。
グループワークは、取り組み方だけでなく、振り返りの姿勢も見られています。
※あくまでも一般的な一例です。
このように、あらかじめ全体の流れをイメージしておくことで、「今何をすべきか」が明確になり、冷静にワークへ貢献できるようになります。限られた時間をどう配分するかをはじめにチーム全体で共有してみてくださいね!
人事はここを見ている!グループワークの評価ポイント
グループワークでは、「たくさん発言した人が評価される」と思われがちですが、必ずしもそうではありません。
多くの企業が見ているのは、学生が実際のビジネスの現場で活躍できるかどうかです。
特に評価されやすいポイントは、次の4つです。
- 協調性とチームワーク
自分の意見を押し通すのではなく、相手の意見を聞き、受け止めながら議論を進められるかが見られています。たとえば、
「その視点いいですね」
「今の意見に少し付け加えると」
「〇〇さんの案と組み合わせると、さらによくなりそうです」といった言葉を使えると、チームで議論をつくる姿勢が伝わります。
- 論理的思考力(ロジカルシンキング)
感覚だけで意見を出すのではなく、なぜそう考えたのかを筋道立てて説明できるかも重要です。
「なんとなく良さそう」ではなく、「ターゲットが大学生なので、利用ハードルの低さを重視すべきだと考えました」
「限られた予算で実施するなら、SNS施策のほうが現実的だと思います」のように、理由とセットで話すことを意識しましょう。
- 主体性と貢献意欲
人任せにせず、チームの目標達成のために自分ができることを探して行動しているかも見られています。必ずしもリーダーになる必要はありません。発言が少ない人に話を振る、議論がずれたときにテーマへ戻す、時間を見て次の行動を提案する、出た意見を整理する、こうした行動も、立派な貢献です。 - 時間意識とゴールへのコミットメント
ビジネスの現場では、限られた時間の中で成果を出すことが求められます。グループワークでも、議論が盛り上がっているだけでは評価につながりません。
制限時間内に結論を出し、発表までまとめることが大切です。「残り10分なので、そろそろ結論を決めましょう」
「発表準備の時間を残すために、あと3分で比較を終えませんか?」このように、時間を意識した声かけができると、チームへの貢献度が伝わります。
役割別|評価につながる立ち回り方
グループワークには、いくつかの代表的な役割があります。
「リーダーにならなければ評価されない」と思う必要はありません。
自分の性格や強みに合わせて、最適な役割を選びましょう。
大切なのは、どの役割であってもチームのゴールに向かって貢献することです。
① ファシリテーター(司会・リーダー)
ファシリテーターは、議論全体の進行役です。
メンバーに意見を促しながら話をまとめる重要な役割です。
【評価につながる立ち回り例】
「まずは全員でアイデアを出してから、最後に比較して決めませんか?」
「Aさんの意見とBさんの意見は、組み合わせるとより良い案になりそうですね」
「今の議論は少し広がってきたので、一度テーマに戻して整理しましょう」
ファシリテーターは、自分が一番話す役割ではありません。
全員が発言しやすい場をつくり、チームの意見を引き出すことが大切です。
② タイムキーパー(時間管理)
タイムキーパーは、制限時間を管理する役割です。
ただ「あと5分です」と伝えるだけではなく、時間に応じて次の行動を提案できると評価につながります。
【評価につながる立ち回り例】
「アイデア出しの時間が残り3分になったので、そろそろ意見の集約に移りませんか?」
「発表準備に10分残したいので、あと5分で結論を決めましょう」
「残り時間を考えると、今は細かい表現よりも結論の整理を優先したほうがよさそうです」
時間を見るだけでなく、チームがゴールに向かえるようサポートする意識が大切です。
③ 書記(議事録・アイデアの可視化)
書記は、出された意見を整理し、チーム全員が議論の現在地を確認できるようにする役割です。
ホワイトボードや共有ドキュメント、メモを使って、意見を見える形にしていきます。
【評価につながる立ち回り例】
「今出ている意見を整理すると、ターゲットを学生にする案と社会人にする案に分かれています」
「それぞれのメリット・デメリットを書き出してみたので、比較してみましょう」
「結論としてはこの案で、理由は3つに整理できそうです」
書記は、ただメモを取るだけでなく、議論を構造化することでチームに貢献できます。
④ フォロワー・アイデアマン
特定の役割につかなくても、グループワークで評価されることは十分にあります。
フォロワーやアイデアマンは、議論を深めたり、チームの雰囲気をよくしたりする重要な存在です。
【評価につながる立ち回り例】
「私は〇〇という理由から、この案が課題解決に一番近いと考えます」
「少し視点を変えて、利用者側ではなく競合側から考えてみませんか?」
「今の意見に賛成です。特に〇〇の点がターゲットに合っていると思います」
「まだ発言していない方の意見も聞いてみたいです」
役割がなくても、自分なりの視点で意見を出し、チームに貢献することができます。
一発不合格!?グループワークで避けたいNG行動
グループワークでは、どれだけよい意見を持っていたとしても、一発で評価を大きく下げてしまう「NG行動」が存在します。無意識にやってしまわないよう、次のような行動には注意しましょう。
- NG行動①:他人の意見を頭ごなしに否定する(否定から入る)
「それは無理だと思います」「現実的じゃないですよね」といった、相手を否定する言葉はチームの雰囲気を最悪にしてしまいます。
意見が違う場合でも、一度受け止めてから代案を出すのがおすすめです。
「確かにその視点も面白いですね!ただ、今回の予算の条件を考えると、こちらの方法のほうが現実的かもしれません」というように伝えると、相手を否定せずに議論を前に進められます。 - NG行動②:議論を独占して話し続ける(クラッシャー行為)
自分をアピールしようとして、他のメンバーに発言の機会を与えないほど話し続けるのは避けましょう。ビジネスの現場では、独りよがりな人は敬遠されます。自分の意見を伝えたら「皆さんはどう思いますか?」「別の視点も聞いてみたいです」と周囲に話を振ることを意識しましょう。 - NG行動③:ほとんど発言しない
「緊張して話せない」「周りが凄すぎてついていけない」と、最後までほとんど発言しないケースです。これでは選考官も評価のしようがありません。
意見が思いつかないときは、誰かの意見に同意し、その理由を添えるだけでも大丈夫です。
「私も〇〇さんの意見に賛成です。理由は、ターゲットにとって使いやすい案だと感じたからです」と、短くても自分の考えを伝えることが大切です。 - NG行動④:時間を無視してこだわり続ける
終了間際になって「やっぱり最初の前提に戻りませんか?」とひっくり返したり、細かい表現やデザインにこだわりすぎて資料作成を遅らせる行為は、チーム全体の足を引っ張るため非常に危険です。
グループワークでは、限られた時間の中で結論を出すことが求められます。
完璧を目指すよりも、時間内に形にする意識を持ちましょう。
FAQ|インターンのグループワークでよくある質問
- Q. グループワークではリーダーにならないと評価されませんか?
いいえ。リーダーでなくても評価されます。書記、タイムキーパー、フォロワーなど、それぞれの役割でチームに貢献することが大切です。
- Q. 発言量が少ないと落ちますか?
発言量だけで評価が決まるわけではありません。ただし、まったく発言しないと評価が難しくなります。短くても、自分の意見や同意の理由を伝えるようにしましょう。
- Q. グループワークで一番大切なことは何ですか?
チームの成果を最大化することです。自分が目立つことよりも、周囲と協力しながら結論に向かう姿勢が大切です。
- Q. 意見が対立したときはどうすればいいですか?
相手の意見を一度受け止めたうえで、判断軸を決めて比較しましょう。たとえば「実現可能性」「ターゲットへの効果」「時間内に説明できるか」などの基準で整理すると、建設的に進めやすくなります。
- Q. 緊張してうまく話せない場合はどうすればいいですか?
無理に長く話す必要はありません。相槌を打つ、意見に理由を添えて同意する、時間を確認するなど、小さな行動でもチームへの貢献になります。
まとめ:グループワークは“目立つ場”ではなく“貢献する場”
グループワークは、初めて参加すると緊張するものです。
周りの学生が優秀そうに見えて、不安になることもあるかもしれません。
でも、グループワークで大切なのは、誰よりも目立つことではありません。
チームで成果を出すために、自分ができることを見つけて行動することです。
最後に、ポイントを振り返りましょう。
- グループワークは「前提の確認」と「タイムマネジメント」が大切!
- 人事が評価するのは、個人の目立ち度ではなく、協調性・論理的思考力・主体性・時間意識
- リーダー以外の役割でも十分に評価される!
- 他人の意見を否定する、話しすぎる、沈黙し続ける行動は避ける
- チーム全員で成果を出す意識を持つ
グループワークは、初めて取り組むときは誰でも緊張するものです。
しかし、今回お伝えしたコツをしっかりと意識して、笑顔で前向きに取り組めば、選考官は必ずあなたの良さを見抜いてくれます。
周囲の優秀そうな学生に気後れする必要はありません!あなたらしく、チームを引っ張る・支える行動をしてみてくださいね。
皆さんの夏インターンシップが、実りあるものになるよう応援しています!
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この記事の執筆者:渡辺 有加|WEBディレクター/採用広報ライター
マーキュリーで10年近く、新規事業開発・採用施策に携わる。
採用広報としては、年間2,000人以上の新卒採用に関わり、現在は企画デザイン・広報に関わる傍ら、就活支援コンテンツの執筆を行っている。
📌「学生が自分らしく就活できるよう、リアルな声を届ける」をモットーに活動中。
※こちらの記事内容はすべて執筆時点のものです。

