《人事本部長の毎朝5分のつぶやきコラムvol.2》ChatGPTのコツとおすすめの使い方
不定期更新の本コラムもようやく2回目。
今回は今話題のChatGPTについて。
そこから「AI」の話や、「新しい技術との向き合い方」について広げられたらと思います。
【役職】
株式会社マーキュリー人事部門 取締役(47歳)
【好きなこと】
新しいことに挑戦すること、知らないことを勉強すること
【経歴】
▼20代
新卒で住宅業界に飛び込み、多くの家を建てる。天職だと思っていたら、
まさかの体調を崩し泣く泣く退職。その後は投資の営業を経験。1日300件の電話営業、夜23時までの飛び込み営業は、今では笑い話。
▼30代
人材サービス会社で営業・人事、IT教育の会社で人材開発・経営。
(IT教育の会社では、会社の倒産も経験。)
▼40代
株式会社マーキュリーの人事部門取締役に就任。
人には波乱万丈と言われがちですが、本当に多くの経験ができたと思っています。
—–
コラムでは仕事のことはもちろんですが、人事界隈にかれこれ18年いるのでちょっと役立つスキルやマインドの話なんかもできたらいいなと思っています。
目次
ChatGPTはまだまだ?
ChatGPTに触った人から、こんな感想を聞きます。
「途中で止まるんだけど」
「求めている回答がでてこない」
「嘘つきだね」
などなど。
確かにその通り。
私も最初は、そう思いました。。。
でも、そこで飽きてAIから離れたらいけません。
今のChatGPTは、生まれたての赤ちゃんみたいなもの。
今、世界中の1億人以上のユーザーが日々教育中。
めっちゃ早いスピードで大人になろうとしています。
去年答えられなかった質問に答えられるようになっていたり、先月は私のことを聞いたら、なんと「Yahooの社長」と返されたのですが、今では個人情報なのでお答えできませんと大人な感じで返されます。
思い返すと、iPhoneが出た時もそうでした。
「ダサくない?」
「使えるアプリ少なくない?」
「遅くない?」
などなど。
笑っちゃうよね?
初代は、Appstoreも無いし、ナビも無い。
通信環境は3Gの初期だし、重いし、デカいし、厚い。
でも・・・進化するんです。
環境が整うんです。
普及するんです。
普及するのは、ChatGPTじゃないかもしれない。
でも確実にAIは普及し、世界を変えていきます。
具体例あり!ChatGPTとの付き合い方
なので付き合い方を学んでいく必要があります。
しかも学ぶなら早い方がいい。
例えば、ChatGPTだったら命令の仕方を覚える必要があります。
事例を書いた方がわかりやすいので、少し細かく書いてみます。
命令のコツは3つ。
①役割条件
まず質問する前にChatGPTに役割を与えます。
会社の部長、プロのブロガー、小学校5年の先生といったChatGPTに演じて欲しい設定を伝えます。
これからする質問に「会社の部長だったらこう話す」で答えてもらっていいですか?
②制限条件
箇条書き、500字以内など回答に制限を加えます。
日本の就職活動が、これからどのように変化するのか?仮説でいいので500字以内で教えてください。
③前提条件
これに「大学生向けに書きたい」「社会人向けに書きたい」などの前提条件を入力します。
これらを就職活動中の学生にわかりやすく伝えて高評価をもらえるブログにしたい。1500字以内でまとめてもらえますか?
そして《例》の3つを順番にChatGPTに入力するとI・M・PRESSの記事が1本完成します。
後は、ChatGPTが書いた文章に人の温かみや、書く人の人格や経験(その人っぽさ)を加筆して校正したら完成。10分かかりません。
途中で止まる問題は、「続きを教えて」と入力すれば続きを書いてくれます。
他にも「もっとわかりやすく」とか「表にして欲しい」とか追加で命令すると、どんどん答えが進化していく。
AIに使われるのではなく、AIを使う側に
これからどんどん新しい技術、新しいAIが出てくる世の中になってくる。
新しい技術やAIは、どんどん私たちの仕事を奪っていく。
AIに使われるのではなく、AIを使う側にまわる。
どんどん新しい技術を触る。
仕事にどのように使うか考える。
そうしていくと5年後が、より豊かになるでしょう。
ここまでで約1500字。
書いたのは私でしょうか?ChatGPTでしょうか?(笑)
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