マーキュリーの“これから”をともに創るすべての仲間に向けて、秋間社長の想いをお届けするnote連載企画が始まりました。
IMPRESSでも、note連載と連動して、秋間社長のインタビューを皆さんにお届けします。

第3回となる今回は、社員の未来と成長支援にフォーカス。社員へ抱く「期待」と、その成長をどのように「支援」していきたいと考えているのかについて伺いました。

ぜひご覧ください！

ー全国各地で働く社員の皆さんに、どんな期待を持っていますか？

私が最も期待しているのは、「変化に強い成長」を遂げていただくことです。今の世の中はものすごいスピードで変化していますよね。AIの進化もその一例ですが、私たちの主力事業である「販売支援」も、確実に変わっていくと考えています。

例えば、日本の人口減少。とてもシンプルな理由ですが、日本人が日本人にモノを売る機会自体が少なくなっていく。その中で「売る」ことのあり方も大きく変わっていくのは間違いありません。

ひとつの仕事で40年食べていけた時代もありましたが、今は5年、10年という短いスパンで仕事のあり方が変わっていく時代です。マーキュリーの平均年齢は20代であり、これから30年、40年と働き続ける皆さんが、この目まぐるしい環境の変化に適応し、乗り越えていける「変化に強い個人」になってほしいと思っています。

ーキャリアアップや新しい挑戦を目指す社員に向けた支援や環境づくりについて教えてください。

会社として、社員の成長を全力で後押しできるように、キャリアチェンジができる環境を用意していきます。

私は、マーキュリーが誰にとっても「選択肢が多い会社」でありたいと考えています。コロナ禍以前は、通信業界に特化した販売支援会社というイメージが強かったかもしれませんが、これからはそれだけでは難しくなります。だからこそ、様々な職種に展開できるように事業分野を積極的に広げていきます。

例えば、IT業界に興味がある場合、携帯電話販売からいきなりIT業界へ、というのは難しいかもしれませんが、その間にITスキルの勉強ができる仕組みを作れたらいいですよね。将来的には、グループ内で多様なキャリアチェンジができるようになるといいなと考えています。

ー会社の戦略的な展開と、個人のスタンス、そしてスキルという両面で柔軟性や多様性を持っていければ、会社も個人のキャリアもどんどん形成していけそうですね。

そうですね。結局、会社が働きかけていかないと変わらない部分もあると思います。AIも、人事コミュニティの中では数年前から話題になっていましたが、おそらく会社から研修を提供しなければ、今でも業務で使っていない会社が多いはずです。なので、会社が社員に働きかけるということも重要であると考えています。
変わっていけることはチャンスなので、マーキュリーに入ったことを幸運だと思ってもらえるように、いろんな仕組みを整えていきたいですね。

ー社員が「働くことに幸せや充実感」を感じるために、社長として大切にしていることはありますか？

個人的に、誰かを幸せにしたい、社員を幸せにしたい、というのは正直おこがましいなと思っています。例えば、残業ゼロで家庭を大切にしたい人の幸せと、出世して年収を増やしたい人の幸せは異なると思うんです。全ての人を幸せにすることは、難しいなと。

だからこそ、私が大切にしたいのは「社員が“選べる”選択肢を増やしたい」ということです。それが、会社のパーパスである「関わる人を豊かにする」ことにも通じると思っていて。

例えば、週休3日制を導入するとか、プライベートを重視したい人向けに、少ない時間で仕事が終わるようにAIをうまく活用するとか。

そういう選択肢がたくさんある状態をつくっていきたいですね。

ー現状、それはどの程度提供できているのでしょうか？まだまだこれからですか？

職種の選択肢は提供できてきていると思います。数年前はホテルやコールセンターの業務なんて考えられませんでしたし、IT系の仕事も販売からの異動で今は100人弱が働いていますが、私が入社した当時はそんな機会はありませんでしたから。

一方で、まだ働き方の選択肢はそこまで増やせていないので、よりいろんな人が働きやすいように、これからどんどん制度や仕組みを整えていきたいと考えています。

ありがとうございました！
次回は「秋間社長が描く、マーキュリーの未来と社員へのメッセージ」について、お話いただきます。