就活に必要な情報リテラシーとは?~“自分の軸”の育て方~
就活の情報収集をはじめたけれど、「情報が多すぎて、どれが本当かわからない」…そんな不安を感じていませんか?
SNSやネットで情報があふれる現代だからこそ必要なのが、就活で必要な「情報リテラシー」。
情報を正しく見極め、自分に合った選択をする力です。
今回は、これからの就活で大事にしたい情報との付き合い方を一緒に考えていきます。
目次
あふれる情報の中でどう動くか
情報収集の方法が多様化した今、ネットやSNS、就活アプリ、先輩の話…と、とにかく情報源が多すぎる時代ですよね。
実際に、「就活 情報」と検索すると、数え切れないほどの検索結果が出てきますが、そのすべてが正しいとは限りません。
先日の日経新聞でも、不安に駆られた結果、高額な就活サロンに申し込んでしまった学生の事例が記事になっていました。
情報を鵜呑みにせず、自分に必要なものを見極める「情報リテラシー」は、これからの就活でますます重要です。
そもそも、情報リテラシーって何?
「情報リテラシー」とは、無数の情報の中から「自分に必要かどうか」を見極め、取捨選択する力です。以下の3つのポイントが重要です。
- 情報の選び取る力
インターネット、SNS、書籍など多様な情報源から、信頼性の高い情報を選ぶ能力。
情報の出所・根拠・作成者の意図をチェックし、フェイクや偏りを見極める能力。 - 分析・判断力
集めた情報を整理・分析し、「これは自分の就活に活かせるか?」と判断する力。 - 発信・活用力
得た情報を自分の視点で正しく伝え、活用するスキル。
就活での活かし方
では、就活でどうやって「情報リテラシー」を活かすとよいのでしょうか?
次のポイントを意識してみてください。
- 出典を確認する
→ 誰が書いている情報なのか、どこから発信されているのかを必ずチェックする。 - 自分の軸に合っているか考える
→ 「この情報は自分の価値観や目指す方向に合っているか?」を立ち止まって考える。 - 複数の視点を取り入れる
→ 一つの意見に偏らず、いろいろな角度から見比べて判断する。
情報を選ぶ力を磨くことは、自分らしい選択を重ねていくための大きな一歩です。
情報を選ぶ基準になる「自分軸」
情報を正しく選ぶ力が育ってきたら、次に大切なのは「自分軸」をはっきりさせることです。
「自分軸」とは、自分が何を大切にしたいか、どんな未来を描きたいかという「心のコンパス」です。
- どんな働き方がしたいのか
- どんな環境で成長したいのか
- 何を大切にしたいのか
この「自分軸」は、数ある情報の中からどれを参考にするべきかを選び取るのに役立ちます。
例えば…
- 「多様な仕事を経験して、視野を広げたい」→ いろいろな業務にチャレンジできる環境を選ぶ。
- 「社会に新しい価値を生み出す存在になりたい」→ イノベーションや新規事業に積極的に関わる環境を選ぶ。
- 「専門スキルを極めて、一流のプロフェッショナルになりたい」→自分の技術や知識をとことん磨ける環境を選ぶ。
「みんなが言ってるから」「SNSで人気だから」という不安な決め方ではなく、
「これは自分にとって本当に大事だ」と胸を張って選べ、就活の不安を大きく減らすことができます。
さいごに|自分にもっと自信を持って
ここまで情報リテラシーについてお話してきましたが、いかがでしたか?
将来、社会人になっても、膨大な情報の中から自分に必要なものを選び取る力は大きな武器になります。
この記事を読んでくれた方の中には、就活に不安を抱いている方も多いことでしょう。
そんな方に、伝えたいことは、
「もっと自分に自信を持って」
ということ。
たくさんの就活生を見てきた中で、心から伝えたいことです。
周りと比べて焦ったり、自分を過小評価してしまったり…。でも、自分のペースで進むこと、自分の価値観を大事にすることは、どんな内定よりも大きな意味があります。
焦らなくて大丈夫。
自分を信じて、一歩ずつ、自分らしい未来に向かって進んでいきましょう。
▼こちらもぜひ参考に
★内定★につながる!“自己分析”の意義と実際のやり方!
株式会社マーキュリーでは、
インターンシップや会社説明会を開催しております。
興味のある方は、ぜひインターンシップサイトや
採用サイトをのぞいてみてください!
※こちらの記事内容はすべて執筆時点のものです。